ラフィンドッグのカンガルーキャリーバッグは入り心地の良さを考えたオリジナルのたて型構造です。
意匠登録をしており、他で見られない形なので使用感について質問がたくさん寄せられます。
お寄せいただいた主な質問について、以下にまとめております。
ご参考にしていただければと思います。
バッグの中では、ワンコさんが自分の意志で、いつも飼い主さんに抱っこされている状態になります。
飼い主さんに腕に抱っこされているときにお座りしているワンコさんは、バッグの中でもお座りしている状態になります。
また、抱っこされているときに後脚を立てているワンコさんはバッグの中でも脚を立てようとします。ご自身の愛犬が抱っこされている状況を思い出して欲しいのですが、両腕で抱っこしているとき、例えば左腕でお尻を支えていればもう片方の右腕で愛犬の身体をご自身の身体に接するようにホールドする体勢となり、愛犬はその右腕の肘あたりにあごを乗せたり腕を放り出している状況が多いと思います。
ワンコさんはカンガルーキャリーバッグの中でこの状況と同じ体勢を取ろうとし、バッグの底にお座りしたまま、縁の柔らかい部分にあごを乗せたり前脚を出したりしています。
たて型であるため、バッグの中に入っているときにワンコさんの身体が脇からホールドされている状況となること、あごが乗せられる部分にやわらかい生地を使用していることであごに体重を乗せられることで、腰に負担がかからないようワンコさん自身で体勢を調整できているようです。
印象としてはバッグの中で眠っているワンコさんを見る限りでは腰への負担があるとは感じられません。
こちらの質問については「愛犬には底に板がないバッグはダメ」という飼い主さんに向けてもお答えいたします。
私自身、いろいろなワンコさんを観察するまでは同じようにキャリーバッグは底板がある方がいいのでは考えていました。
ところが観察してみると、底が板状のバッグは持ち上げる時にどうしても前後に揺れてしまいます。底板が揺れると中に入っているワンコさんはバランスを整えようとして立ち上がります。しかし立ち上がっても揺れている状態は続きますから、踏ん張ったり体勢を崩したりしながらバッグの中で「カツっ、カツっ」と音を立てて滑っても滑ってもがんばり続けます。
底が板状になっているバッグは床に置いて使用する道具としては本当に優れているものですが、愛犬を持ち運ぶという用途に限定するならば底に板はない方が良いと私は考えます。
また、底が柔らかい方が、万が一ワンコさんが突然飛び出そうとしたときにクッション性があることで一時飛び出し防止の役目を果たすというのももう一つの理由です。
密着感のあるバッグが他に存在しないため、見慣れない印象からそう思われるのかもしれません。
しかし、カンガルーキャリーバッグの中で密着しバッグの縁にあごを乗せながら移動中でも眠ってしまっているワンコさんが多数います。
「密着している」という状況は「窮屈そうでかわいそう」という印象よりも、ワンコさんにとっては快適なのではと考えられます。カンガルーキャリーバッグがそこまで密着する理由は形状がたて型であること、柔らかい素材を使用しているためです。
窮屈そうに見えるかもしれませんが、柔らかい生地を使用していることでバッグの中では脚の位置や顔の向きを自分自身で好きなように変えるなど、比較的自由に動き回れるようでワンコさん自身は心地よく入ってくれている印象です。
カンガルーキャリーバッグはMサイズとLサイズの2サイズご用意しています。
お選びいただくポイントとしては、基本的に胴の長さに寄ります。
お座りの状態で、お尻からあごの下までの長さが30センチ以下ならばMサイズ。それ以上の場合はLサイズとなります。体重を目安にする場合は、実績から4キログラム位から上はLサイズとなります。
座ったときに、バッグの柔らかい縁にあごを乗せられる程度の深さが理想的です。
二重リングは、バッグにワンコさんの体重が掛かっている状態で初めて機能する道具です。
リングに帯が広がった状態で挟まっていれば帯は抜けません。帯の調節をする段階でリングを緩める際に不安を感じられることがあるかと思われますが、ラフィンドッグのカンガルーキャリーバッグには帯に厚さ1.5ミリある滑り止めの皮パッチが付いており、抜ける心配が無いように配慮されています。
帯が広がってリングに挟まっているかご確認ください。リングにワンコさんの体重が掛かり、リングと帯との摩擦があれば緩んでくることはありません。
よくあるケースとして、カンガルーキャリーバッグの中にワンコさんが入っている状態でバッグごと持ち上げるように抱っこしてしまうと、リングに体重が掛からない状態になり結果として帯が緩んでしまうことがあるようです。
カンガルーキャリーバッグについては、意図的につけていません。
ドッグスリングは持ち運ぶ道具ですから、使用中に飛び出し防止のひもが仮に機能したときにワンコさんが首を吊ってしまう状態になってしまいます。
元々、飛び出しにくいようにバッグの底を柔らかくするところから開発を進めた経緯がありますので、どうしても飛び出し防止のひもがないと不安という場合にはメッシュのふたをご利用いただくことをお勧めします。
カンガルーキャリーバッグにはポケットが二つ付いています。
あごを乗せるあたりに付いている横に大きいポケットは、夏の暑い日に保冷剤を入れて温度調整できるためのものになっています。
リングの下に付いているポケットはペットボトル入れですが、リードを入れて使用されている方が多いようです。
関東では、JRと横浜市営バスがご利用いただけないことを確認しております。
それ以外の公共の乗物についてはメッシュのふたで全身を覆っていただく条件で無料でご利用いただけるようです。
ただし、各交通機関によりルールが異なりますので念のためご利用前にご確認ください。
お使いいただけます。
猫を入れる道具は静電気が発生しそうなプラスティックやナイロン素材でできている製品が多い中で、カンガルーキャリーバッグは柔らかいコットンでできているためでしょうか、「おとなしく入ってくれた」と喜んでいただいております。
通常通り洗濯機で洗えますが、金属のリングが付いているので洗濯ネットのご使用をおすすめします。
重心が一箇所に集中する構造ですので、一頭でのご利用がベストです。